【2019 台湾】③日目(台南・高雄)

関子嶺温泉〜台南

一夜明けた温泉宿は、また違った表情を見せていた。

戦前は玄関だったと思われるところ。確かに、日本の温泉旅館のような門構えである。

温泉街の様子。このあたりの「宝泉橋」バス停から白河行きのバスに乗車。

白河バスターミナルに描かれていた温泉のイラスト。ここで新営行きのバスに乗り換え。

新営駅から普通列車に乗車し、台南へ。

台南

レトロな台南駅

台南駅ホームには、古レールで作られたレトロな上屋がありとてもいい雰囲気であった。なおこの駅は2024年に地下化される予定となっており、いずれ見られなくなってしまう。

緊急事態発生! ザックを買いに走る

台南駅に降り立って荷物を取り出そうとザックの底のファスナーを開けると、ジッパーが外れ底が抜けた状態になってしまった。これはまずい!このままでは身動きが取れなくなるので、底の抜けたザックをコインロッカーにぶち込み新しいザックを買いに走った。

運良く、駅の近くにアウトドア用品店があった。店員の女性は、突然やってきた英語すらロクに話せない変な外国人を見て最初は焦っていたが、にこやかに対応してくれた。ちょうど良いdeuterのザックがあったので購入。値段も、日本で同じものを買うより安く済んだと思う。

台南の街をぶらぶら

とてもカラフルな道教の寺院。

中には、三国志に出てきそうな剣がたくさん並んでいた。

ルーロー飯とアサリのスープ。

林百貨

戦前に日本人向けの百貨店だった建物をリノベーションした「林百貨」に行った。

建物の内部。レトロな柱を生かしつつもオシャレに改装されている。

日本の百貨店と同じように、屋上には鳥居がある。

赤嵌樓(プロビンシア城)

オランダがプロビンシア城として築城し、その後鄭成功によって駆逐され中華風に作り替えられた「赤嵌樓」を見に行った。

庭園の入り口にある丸い門。三国志の一場面に出てきそうだなと思った。

外観。

中は様々な色で彩られ綺麗だった。

安平古堡(ゼーランディア城)

海に近い安平までバスで移動。こちらも、オランダによって築城され鄭成功に占領された安平古堡(ゼーランディア城)を見に行った。

城壁の上に据え付けられた大砲。

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鄭成功の銅像。長崎生まれで中国人の父と日本人の母から生まれたハーフである。台湾からオランダ軍を追い出し、大陸を占領した満州族の清朝に対抗したことから、台湾では英雄として崇められている。

川沿いの歩道を散歩した。ずっと小雨が降っていた台北周辺と違って、台南はからっと晴れていた。

高雄

台南駅から自強号(特急)に乗車し、高雄駅へ移動。MRTに乗り換え、1駅先の美麗島駅で下車した。

美麗島駅のステンドグラス。「世界で最も美しい駅」ランキングの第2位に選ばれている。

美麗島駅発車メロディー。聞くとまた台湾に行きたくなる。

台湾南部・高雄の日本人経営のゲストハウス『あひる家』
【安心】【安全】【快適】で毎日掃除を6時間以上しており、【清潔】。最寄駅から徒歩2分と【駅近】で、夜市も目と鼻の先にあり、【立地も最高】。日本語ができるスタッフが揃っており、ガイドブックにはない現地の情報をゲットし、高雄滞在を満喫していただ...

駅の近くにある日本人宿「あひる家」に泊まった。受付の女性は台湾人だったが、流暢な日本語を話した。はじめて海外に来た日本人にとっては安心できる場所だと思った。

夕食は近くの六合夜市で。ピークの時間帯に行ったため、とても人が多く賑やかだった。

臭豆腐にチャレンジしてみた。堆肥のような臭い匂いが口の中に広がり、なかなか強烈だった。味は揚げ豆腐のようで普通に美味しいが、匂いをつける必要は無いなと思った。

アヒルの舌。グロテスクな見た目だが、染み出してくる肉汁がとても美味しく、お酒に合う味で気に入った。

翌朝は台湾最南端の駅や東海岸方面に向かうので、早めに寝た。

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