さっそく夜行列車に乗車【GWベトナム旅①】

関西空港から出発

今回は、関西空港を15時に離陸する便だったので、朝10時頃に家を出た。大阪の駅はGWらしくとても混んでいた。

昼食は、エアロプラザ2階のなか卯で「食べラー鶏から丼」を食べた。最後の日本食はとても美味しかった。

チェックインカウンター周辺の様子。GWも中盤に差しかかっていたので混み具合は通常通りだった。

最近よく乗っている赤と黄色の飛行機、ベトジェットエアに搭乗。普段から安いが、GWでもそんなに値上がりしていなかったのが今回ベトナムに行く決め手になった。いつもはほとんどの乗客がベトナム人だが、今回は結構日本語が聞こえてきた。

LCCは機内食が別料金のため普段は頼まないが、ベトジェットの機内食が意外と美味しいという話を聞いたのでつけてみた。

「タイ風チキンライス」。適度にスパイスが効いていて普通に美味しかった。

ベトナムまでは5時間かかるが、下川裕治著「鈍行列車のアジア旅」を読んで予習したりうとうとしているうちに着いた。

ノイバイ空港〜ハノイ駅

18時30分、時間通りにハノイ・ノイバイ空港に着陸。

飛行機は沖止めで、機外に出るとミストサウナのような暑くて湿った空気に包まれた。あらかじめ半袖になっておいてよかった。バスに乗車して入国審査場へ移動。

写真は結構明るく写っているが、ベトナムの空港は薄暗いのが気になる。個人的には社会主義っぽい感じがして好きだが。

入国審査は結構並んでいて、30分ほど待った。審査はスムーズだったが、本来中国から再入国する際に使う予定だったeビザを今回の入国で適用されてしまった。入国地点をラオカイにしておいたし、審査官に提示もしなかったのだが、有効なeビザがあると端末上において自動で適用されるようだ。以前あった「30日ルール」(ビザなし入国は30日以上間隔を開けないといけない)はすでになく、万が一引っかかったとしても最初にeビザで入国しているため次はビザなしで入国が可能で大丈夫なのだが。

ATMでお金を下ろした。ロシアのクレジットカード「ミール」に対応していた(赤丸内)。私の使用している「セディナカード」は海外キャッシングのATM手数料が無料で、ATMの画面上に手数料が表示されても実際にはかからない。そのため、小額紙幣で何回も引き出した。MSBという銀行のATMは1万ドン札(約60円)を引き出すことができ便利だった。

(参考)ベトナムの紙幣

過去のインフレのせいで桁数が多い。最高額が50万ドン紙幣(約3000円、左上)だが、高額すぎて小さな店や交通機関の支払いでは嫌われる。物の値段は1万ドン単位が多い。都市で流通している最低額は1000ドン紙幣(約6円、左下)だが地方では500ドン紙幣が流通しているらしい。

ターミナルの前から86番バスに乗車。30km程度乗って4万5千ドン(約270円)と格安だが、もっと安いローカルバスもあるらしい。だが今回はハノイ駅に直行するためこのバスに乗った。

バスのアナウンスには独特のエコーがかかっていて面白かった。

バスの車窓から見えたハノイ歌劇場。

約40分でハノイ駅に到着。駅前には、タクシーやバイクタクシーの運転手がたくさんたむろしていて、バスを降りるなり群がって声をかけてきた。アジアに来たなと思った。

ハノイ駅前にある「フォー リン」でフォーガー(鶏肉のフォー)を食べた。

やさしい味付けでとても美味しい。21時にもかかわらず開いていてよかった。

翌日の国境越えもあり、余計な荷物を持っていると荷物検査で引っかかる恐れがあるため、コインロッカーに荷物を預けて身軽になり改札へ。中国国境のラオカイ行き夜行列車に乗車。

テレビ番組の取材?でカメラを構えて駅に入場するシーンを撮っている人たちがいた。おそらく韓国語を話していた。

改札は2階で、つながっている跨線橋から各ホームに降りる構造になっている。

夜行列車の牽引機関車。社会主義時代のチェコスロバキア製で、東側諸国の雰囲気がするデザインとなっている。

この夜行列車は、避暑地・サパへ行くための民間旅行会社の車両がメインとなっていて、観光気分を盛り上げるためのおしゃれな内装になっている。が、値段が倍以上するため今回利用するのは国鉄の車両。

国鉄の客車は、最後尾にひっそりと連結されている。

車内は2段ベッドが2つの4人部屋になっていて、飾り気はないが清潔感はあった。

同室者はロシア語と思われる言葉を話す西洋人が2人、上段ベッドだった。他の部屋も西洋人が中心で、「Wow!」などと言って盛り上がっており、自分だけ場違いな感じが凄かった。

なかなか寝れなかったが、途中の駅で隣のベッドにベトナム人が乗り込んできてしばらくすると寝ていた。

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