タイに入国!南部最大都市ハジャイへ【東南アジア縦断13】

国境の駅パダンべサールへ移動

朝10時ごろ、ホテルを出発。Grabが捕まらなかったので港まで約4km歩いた。

途中にある歴史の長いホテル「イースタン・オリエンタルホテル」。

ペナン島側の船乗り場。昨日は写真を撮らなかったがとても洒落た建物だった。

巨大なクルーズ船が停泊していた。

バターワースに到着後、両替所があったのでタイバーツを入手。レートは良かったと記憶している。

KTMコミューターに乗車。レトロなタイプの車両だった。車内にはクアラルンプール都市圏の路線図が掲げられたままになっていた。

約2時間でパダンべサールに到着。

駅の2階にはカフェがあり、余っていたリンギットでコーヒーを飲む。そしてタイのSIMが売られていたので入手。

国境の駅らしく、マレーシアとタイのそれぞれの国旗が掲げられた窓口がある。タイ側の窓口は出発40分前の15時に開くようだ。

パダンべサールからハジャイまでの運賃は50バーツまたは8リンギットとなっていた。

駅前のロータリーの様子。

駅の駐車場の端には鉄条網があり、向こう側の店舗の看板はタイ語になっている。何気ない風景だが向こうはなんとタイなのだ!初めて見た生活感のある国境にテンション上がりまくり。

15時に窓口が開き、切符を購入したが15時40分になっても改札が始まらなかった。

結局16時半ごろに駅員に呼ばれイミグレーションへ。マレーシアの出国はスムーズ。タイの入国では、一定以上の現金を持っているかどうか調べられるという情報があったが、実際にはなんの質問もなくすぐにスタンプを押してくれた。

タイ入国

イミグレの扉を出ると、タイ側の列車が止まっていた。ハジャイまでの3等車両は後続のバンコク行き寝台列車に併結されていた。遅れたから次の列車と一緒にしてしまえ、という発想はタイらしいなと思った。

車内。マレーシア側とはうって変わって日本の旧国鉄車両のような懐かしい車内。

17時過ぎに出発。駅を出るとすぐに鉄条網の付いた柵を通り過ぎる。ここが国境。

密林の中を40分程度走る。至って平和な風景だが、半年前にこの区間で分離派武装勢力による爆破事件があった。

平和そのものだったハジャイ

ハジャイ駅。駅入場時には荷物検査が行われているということだったが、検査用の機械は稼働していなかった。タイらしい。

駅舎にはホテルが併設されている。ドミトリーがあるということなので、それでお願いしたがやけに高いなと思ったら…

なんとドミトリールーム一室全部貸し切りということだった。おそらく以前はベッド単位で売り出していたが、今は団体客向けに一室で貸しているのだろう。

気を取り直して街へ。

余っていたシンガポールドルをバーツに両替したが、レートはあまり良くなかった。またATMでバーツの細かい紙幣を大量入手。海外ATM手数料が無料になるカードだからできる技である。改悪しないでくれ…

このような屋台が並ぶエリアで夕食。

せっかく豚肉が食べられる国に来たので、ポークライスを頂く。久しぶりの豚の味に感動。

水槽の中にエビが大量に泳いでいる。なんだろうと思ったら…

なんとエビを生きたままサラダに乗せて売っているのだった。この発想はすごい。

なお見かけはいいのだが、エビが生臭く(おそらく沼にいるエビ)、あまり美味しくはなかった。

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