マレー半島を北上せよ【東南アジア縦断10】

チャンギ空港の「滝」

朝のホステル前の様子。雨だった。

今日からマレー半島の北上を開始するのだが、その前にこの度の最初に見れなかったチャンギ空港隣接のショッピングモール「ジュエル」内にある滝「Rain Voltex」を見にいくためMRTで空港に向かった。

チャンギ空港のチェックインカウンター。とてもおしゃれ。

一度見てみたかった巨大な人工滝「Rain Voltex」。落差は40mもあるらしい。水は雨水を利用しているとのこと。

地下にある「food republic」で昼食。

宮保鶏丁飯(クンパオチキンライス)。鶏肉とピーナッツを炒めた料理。美味しかったはず(あまり記憶にない)。

マレーシア・ジョホールバルへ

チャンギ空港からMRTに乗車し、マレーシアへの出口・ウッドランズを目指す。

MRTの車窓。「団地国家」と言われる通り、ひたすら団地が並ぶ。狭い国土に最大限人を住まわせるための知恵。

マルシリン駅で下車。ウッドランズ駅よりもここの方が国境に近い。

1.9kmほど徒歩。予想していたより歩道が整備されていて歩きやすかった。

ウッドランズチェックポイント駅に到着。

マレー鉄道(KTM)のロゴが表示されていた。ここから鉄道でジョホールバルへ行こうと思っていたのだが、出国ゲートを間違えてしまい、バス乗り場の方に出てしまった。なお出国も自動ゲートだった。

このバスで国境を越える。至って普通のバスである。

ジョホール海峡に築かれたコーズウェイの上を走り、国境を越える様子。1分ほどでマレーシア側に着く。

バスを下車し入国審査場へ行き、マレーシアのスタンプを押してもらって入国。

審査場から歩道を歩いてJBセントラル駅へ。ここで問題が発生。

両替不可!ATMも見当たらない!?

JBセントラル駅の改札前には両替所が3軒あったが、その全てでシンガポールドル→マレーシアリンギットへの両替を断られる。皆両替するのでSGDが余り過ぎているようだ。

仕方がないのでATMでお金を下ろそうと思ったが、駅構内には見当たらない。

googleMapで調べてみると…

ATMがこれだけしかない。さすがに減らしすぎだろ… キャッシュレス化の流れだろうか。

それでも地図のピンの場所に行ってみたが、全然見当たらなかった。

バスターミナルにATMがあるようなので、そちらへ向かおうとGrabを手配するがうまく合流できなかった。仕方なく近くにいたタクシーに乗車。金額をMYRで交渉したのが失敗だった。SGDで支払えるか聞いたところ明らかなぼったくり価格を提示してきた。交渉したが折れなかったのでその金額で支払った。

一気にアジアへ引き戻されたバス移動

ジョホールバルのバスターミナル内に入ると、そこはまさしく東南アジアだった。シンガポールのような小綺麗な場所では落ち着かないのでこちらの方が良い。

ATMがあったのでMYRの現金を入手。券売機でバスのチケットを購入しようとしたが、当初行こうとしていたマラッカはすでに売り切れ。クアラルンプールも売り切れていたが、手前のスレンバンまでなら空きがあったので購入。

バスは30分遅れてやってきた。完全に東南アジアに戻ってきたことを実感させられた。

そしてこのバス、実はクアラルンプールが終点だった。スレンバンで降り損ね、そのまま乗っているとクアラルンプールの端にあるバス停に到着。

バスターミナルから近くのVホテルまで歩いて行こうとするが、間に高架道路があり歩いて越えられなさそうだ。ホームレスがたくさんいるし、目が真っ赤になってしょぼしょぼするし限界が近かったので近くにいたタクシーに声をかける。タクシーの運ちゃんは、ホテルはどうせ空いてないし、どうして不便なこの場所で泊まるんだ、もっと中心部へ連れて行ってやろうと言う。しかしAgodaには空室情報があり、眠いから早くホテルに行って欲しいと言ってVホテルへ行ってもらった。運ちゃんが聞き込みをしてくれ、1部屋空いていたのでチェックイン。

なんとか夜のクアラルンプール郊外で路頭に迷うのは避けられた。

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