王宮と寺院
この日は、バンコク周辺をぶらぶらすることにした。昼ごろから観光地が激混みになるらしいので朝7時半に出発し、MRT(地下鉄)スクンビット駅からサナームチャイ駅まで乗車。

駅からしばらく歩いて、8時半の開門の少し前にワット・ポー(涅槃仏のある寺院)の入り口に到着。チケット売り場が少し分かりにくかったが左手にあり、QRコードを改札機にタッチして入場した。
ワット・ポー

寺院の建物は中華風、仏塔は東南アジア風になっていた。


涅槃仏は大きすぎて全体像を撮影できなかった。
王宮、ワット・プラケオ
その後、歩いて王宮へ向かった。途中に国王(普段はドイツで豪遊している)の大きな肖像画があった。

ワット・ポーから王宮まで地味に遠く、無駄に広々とした通りを20分ぐらい歩いた。そして保安検査用のゲートや服装チェックなどを通り抜け、王宮の入り口についた。入場料が高く、ワット・プラケオ(エメラルド仏のある寺院)や博物館とセットで500バーツ(約1900円)もした。

金ピカの仏塔。

宝石類で豪華に飾られた建物。

御本尊のエメラルド仏。遠くからの撮影しか許されていないため、ピンボケ。

王宮。現在は国王が居住しておらず、重要な式典の際にのみ使用されるらしい。
カオサン
王宮から、バックパッカーの聖地として有名なカオサンまで歩いた。途中に巨大なロータリーがあって、歩道→離れ小島①→離れ小島②→向かい側の歩道、と3段階で横断しなければならずその度に信号待ちを強いられかなり時間がかかった。ゴミが散乱した狭い路地を抜けていくと、万国旗がはためく通りが目の前に広がった。

午前中ということもあって人通りは少なかった。飲食店のテーブルには、ぼーっとした表情で座っている欧米人が目立つ。昨夜は大盛り上がりだったのだろう。つわもの共が夢の跡、といった風情だ。
バスの路線がよくわからなかったので、MRTサムヨット駅まで歩いた。最初に下車してから合計で約5kmは歩いただろうか。いい運動になった。
タイ国鉄フワランポーン駅で撮り鉄
MRTでフワランポーン駅まで移動。地下道でつながっているタイ国鉄のターミナル駅へ行った。いよいよ今回の旅のメイン、来るところへきたぞという感じがして、写真を撮りまくった。
(※2023年1月19日に、フワランポーン駅を発着するほとんどの列車が、新たなターミナル駅「クルンテープ・アピワット中央駅」からの発着に変更になりました。)


広々としたドーム型の待合室。まさにこれから旅が始まるぞという感じ。

レトロなデザインの機関車。アメリカ・ゼネラルエレクトリックで1963〜65年に製造された、かなりの年代もの。

3等客車の車内。青いボックスシート、扇風機、鎧戸と日本の旧国鉄を思わせる車内。

最下級と思われる客車。椅子や鎧戸がはずれ、ゴミが散乱し、スズメが飛び回っていた。
フードコートで食べまくり
その後、MRTとBTSを乗り継いでサイアム駅まで移動。大型ショッピングモール・サイアムパラゴンのフードコートでタイ料理を食べまくった。

丸ごと吊るされた鶏肉たち。

チキンライス。揚げた鶏と蒸した鶏が載っていて、甘いタレがよく合っていた。

牛肉のグリーンカレー風炒め。とても辛かったが美味しかった。

バミー(卵入りの細切り麺)。日清のチキンラーメンと似たような食感だが、また違った味で美味しかった。
散々食べまくったあとはホテルへ帰還。翌朝からはじまる乗り鉄シリーズに備えて、ビールを数本飲んだあと就寝。
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