いよいよ人生を大きく変えることになるかもしれない(?)東南アジア縦断の旅に出発するときがやってきた。帰国後すぐに実家を出ていくことを覚悟しており、荷物をまとめ玄関先に準備しておいてからの出発となった。
前日、出発したいのを我慢できず大阪・日本橋まで移動しネットカフェで前泊。翌朝の始発列車で関西空港に向かった。
関西空港
なか卯

関西空港駅に降り立ったあと、エアロプラザにあるいつものなか卯でかつ丼・とん汁をいただく。最後の日本食にふさわしい安定の美味しさだった。
チェックイン
今回利用するのは、スクートという航空会社。今回が初めてである。開始15分前にチェックインカウンターに行くと、少し列ができていたがかなり前の方に並ぶことができた。乗客は日本人がほぼおらず、シンガポール人と思われる中華系の人たちが多かった。カウンターの数を節約しまくっていて一般のチェックインは2つしかなく、荷物がみんな多いのでなかなか列が進まなかった。
シンガポールで乗り継ぐジャカルタ行きの航空券も発券してもらうことができた。あらかじめ用意しておいたジャカルタ発のダミーチケットが役に立った。
ラウンジ「アネックス六甲」
出国後、搭乗ゲート近くにあるカードメンバーズラウンジへ。利用できるクレジットカードを持ってはいたのだが、今回初めて利用した。

無料のジュースが飲み放題。エアコンの効いた部屋でPCを充電しつつカタカタすることができて、乞食旅にはうってつけである。
フライト

スクートのB787-8。ワイドボディ機で、機内は広々としていた。他のLCCとの差別化のためか、座席にはちゃんとしたクッションが用いられていて、長時間の搭乗でも快適そうだった。(が、さすがに6時間座っているとお尻が痛くなった。)

機内ではWi-fiが使用可能(有料オプション、容量上限あり)。無料のサービス「Scoothub」から今飛んでいる場所を確認することができる。

窓を青くする機能がついていた。真っ暗にすることもできるようだった。普段プラスチックのシェードがついている機体に乗ることが多いので、画期的な機能を見て驚いた。
シンガポール・チャンギ空港
入国後即出国
夜22時過ぎ、予定よりも遅れてチャンギ空港に着陸。

床がすべてじゅうたん敷きになっていて今までで一番綺麗な空港だった。入国審査は、日本人の場合全自動の機械で済ませることができ、審査官のご機嫌を伺う必要がなくとても楽だった。

空港内にある滝「Rain Voltex」はすでに止まっていた。インドネシア通過後また戻ってくるのでその時に見にくることにした。
食事をする場所を探したが、どこの店も閉まっていて色々歩き回った。最終的に、トランジットエリア内の「24hr Food」コーナーなら空いているという情報を入手。入国してすぐだったが出国手続きをして向かった。

案内標識の右側に日本語で「24時間 お食事」と書かれている。

やっとありつけた食事は海南鶏飯。骨付きの鶏肉が本格的。米はタイ米で特有の香りがしたが、肉によく合っていた。
乞食スタイルを実践!

食事後、寝られる場所を探して空港内をさまよう。トランジットホテルは日本円で1万円以上もする。高くてとても泊まれたものではないので、ターミナル内で適当に寝ることに。

ターミナルの端の方に、人もまばらで、寝ても大丈夫そうなエリアを発見。壁際にザックをおいて枕にし、床にごろ寝して就寝。某Youtuberのように乞食スタイルを実践した。じゅうたんがふかふかでよく眠れた。
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