この日、朝8時ごろ起きると、窓の外から滝が流れ落ちるような音がしていた。ロビーまで行って外を眺めると、猛烈な勢いで雨が降っていた。昨日まではよく晴れていたのに、打って変わったような天候。どうやら雨季入りしたようだった。
10時ごろ、雨が止んだので外に出た。

ホアンキエム湖の近くに停車していた2階建ての観光バス。
流れてきた泥を清掃する仕事の人たちがさっそく出動していた。手作業でやっている人もいれば、高圧洗浄車で一気に洗い流している人もいた。
Grabバイクがマッチしなかったので徒歩でトレインストリートへ。15分ほど歩いた。
列車が街の中を走る!?トレインストリート

以前にこの区間を列車で走ったときに気になっていたこと、台湾やタイでも似たような場所に行ったことがあることから、トレインストリートに行ってみた。
線路の入り口に行くと、客引きのおばさんが話しかけてくる。ここは本来地元民以外立ち入り禁止の場所。ただし、来客は入ってもいいという例外を悪用してカフェを営業している。そのため、客引きと同伴でないと中に入れないのである。



カフェでマンゴースムージーを注文し、1時間ぐらい粘ったが列車は来なかった。時刻表では30分後に来ることになっていたが、大幅な遅延か運休になったらしかった。
仕方がないので夜にまた来ることにし、Grabカーで次の場所へ移動した。なお実際にはアクシデントが発生したため、(詳しくは次の記事)、再訪はできなかった。
ホーチミン廟とベトナム版”霞ヶ関”へ

ホーチミン廟の前でGrabカーを下車。だが柵があり、警備兵が睨みを利かせていてこの場所からは広場に入れないようだった。

反対側には国会議事堂。日本と違って随分新しい建物だった。

国家主席宮殿。1906年にフランス領インドシナ総督の官邸として建てられたフランス風の建物である。
この界隈には省庁やベトナム共産党の機関が並び、ベトナム版”霞ヶ関”となっているようだった。国会事務局の前で串焼きを焼いているおばさんがいて、日本よりは牧歌的な景色だったが(笑)
遠回りして入り口を見つけ、荷物検査を受けて広場に入った。

ホーチミン廟。中に建国の父である故ホーチミン主席の遺体が永久保存されている。入場時間が8時半〜10時半と短いため、今回は中に入ることができなかった。

広場入り口の近くにあったプロパガンダポスター。共産圏の絵柄がどこの国も似ているのはなぜなのだろうか?
ハノイ旧市街近くの仏具通り
ホーチミン廟からGrabカーで旧市街近くまで移動。ホステルまで歩いていたが、道を間違え仏具を売っている通りに迷い込んだ。

ハスの花の形をした電灯がたくさん売られていた。雰囲気で仏具だとわかるが日本とは随分違う。

おそらく位牌。こちらは日本のものと形がよく似ている。

「サチコ」という名前の日本料理店。どうしてこの名前を選んだのか…
うろうろしているうちにホステルに戻れた。夜まで休憩し、また街に繰り出そうとしたのだが、思わぬトラブルに見舞われた。詳しくは次の記事で。
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