北朝鮮レストランに潜入【GWベトナム旅⑤】

ハノイへ

朝8時ごろ、ビーチを出発。ローカルバスと高速バスを乗り継ぎ、ハノイに戻ってきた。

ハノイのバックパッカーエリア近くにあるホアンキエム湖に面したバインミー(サンドイッチ)屋さんで朝食。ファストフードのようにメニュー化されていて簡単に注文することができた。

牛肉とチーズが入っているものを注文した。ほどよくジャンキーな味で美味しかった。

11時ごろ、バックパッカーエリアの旧市街にあるホステルへ行きアーリーチェックインができるか聞いた。できないが荷物は置いていっていいと言うことだったので、荷物室にザックを置き、ロンビエン駅へ。

翌朝のクアンチエウ線の切符を買いにきたのだが、クアンチエウ行きQT1列車は「NGUNG CHAY」(運休)となっている。クアンチエウ線は1日1往復しかないため、翌朝クアンチエウからの折り返し列車も運休である。非常に残念だった。

別のローカル線「ハロン線」の列車の始発駅、イエンヴィエン駅にバスで向かった。が、駅員はソファの上で寝ており、流石に起こすわけにもいかないので聞き込みできず。帰りのバスの車内でスマホで情報収集したところ、ハロン線も運休であることがわかった。

そうこうしているうちに13時になったので、今日の宿「リトルチャームハノイホステル」にチェックイン。

日本人youtuberがよく宿泊しているだけあって、おしゃれで清潔感があってとても良い!このクオリティで1泊約1000円という安さ。1ヶ月ぐらい沈没したくなる。

クアンチエウ線が走っていればこの後バスに乗ってタイグエンまで行く予定だったが、それがなくなってしまったのでハノイ周辺を観光することにした。

北朝鮮レストランに潜入

ハノイには、東南アジアでも数少なくなった北朝鮮レストランがある。夕方は混むということだったので、14時30分ごろホステルの前からGrabという配車アプリでバイクを呼んだ。

約7kmと結構距離があるので車で行きたかったが、マッチングしなかったのでバイクで改めて募集をかけたところすぐにマッチングした。陸橋などでアップダウンが結構あり原付2人乗りだと疲れた。

18分で到着。

「高麗飯店」。外観はそんなに北朝鮮みがなく、一見すると韓国レストランのように見える。

が、レジの後ろに堂々と北朝鮮国旗が掲げられており、ここが北朝鮮レストランであることを主張している。

店員さんは2人いて、名札に「Kim」などと書かれていたので北朝鮮人のようだった。最初私のことを韓国人だと思ったのか「アンニョンハセヨ」と挨拶してきたが、こちらも同じ挨拶を返すと発音で分かったらしく「日本人ですか」と聞かれた。

店内の様子。

モニターには、金正恩委員長が映し出されていた。

毛並みの良い猫ちゃんがテーブルの上に乗ってきた。ここで飼われていると思われる。

北朝鮮で製造されている「大同江ビール」。クセがなく飲みやすい味だった。

キムチの入った巨大蒸しギョウザ。

そして北朝鮮といえばこれ!名物の平壌冷麺が登場。店員さんが麺をハサミで切ってくれなかなか本格的。とても弾力があって美味しかった。また、高温多湿な天候のなかでちょうどよかった。

なお、お会計は97万ドン(約5820円)となかなか高額。支払ったお金が北朝鮮の諸々の開発資金に回されていると考えると、身が震える思いだった(笑)。

夜のハノイ旧市街

ホテルへ戻り、帰宅ラッシュをやり過ごす。ベトナムでは、17時〜18時すぎ頃まで道という道が濁流のような大量のバイクで埋め尽くされる。これに遭遇すると根こそぎ体力を持っていかれるので、大人しく待っていた。

19時ごろ、旧市街に繰り出す。これぐらいの時間になるとバイクの濁流は収まっている。

日本のお餅を参考にしたと思われるスイーツの店。

古い寺院の門。ベトナムでは、フランスに植民地化される前は漢字を使っていたので、街の中で散見される。

ホアンキエム湖北側のロータリー。

夕食は、近くにあるフォーの有名店「pho thin」へ。

路地を間借りして店を営業している。

ここのメニューは牛肉入りのフォーのみ。スープの味が肉によく合っていて大変おいしい。なお、値段は6万ドン(約360円)とベトナムの相場より若干高めだった。

フォーを食べるとお腹いっぱいになったので、ホステルに戻ってシャワーを浴び、寝た。

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