
台湾に着いてすぐに、コインロッカーに荷物を預け観光地へ繰り出しました。
桃園空港〜台北〜MRT木柵駅

飛行機は、朝8時頃桃園空港に着陸。入国審査に行列ができていて、1時間ほど待たされた。審査官は女性で、あまり感じが良くなかった。(女性審査官は地雷であることが多い。)
審査を終え、ATMでキャッシングする。高額の1000元札は嫌がられることがあるので、900元ずつ何回も引き出して500元札や100元札でお金を用意した。そして、桃園機場捷運という電車の駅へ移動し、台北行きの直達車(急行)に乗車した。

電車内から見た台北のビル群。桃園空港は台北から結構離れていて、40分程度かかる。

台北駅に到着し、置物櫃(コインロッカー)に荷物を預け、身軽になりMRT(地下鉄)に乗り換え。十分方面のバスが出ている木柵駅まで移動した。木柵駅を出て高架下に降りるとアクティブなホームレスが待ち構えていて、走って追いかけてきて施しを要求してきたが拒否した。

795番の十分行きバスに乗車。乗客はなぜか東南アジア系とおぼしき人たちが多かった。峠道を越えて1時間ほど乗り、菁桐坑で下車。
菁桐駅〜十分〜九份
菁桐駅

バス停から非電化ローカル線である平渓線の始発駅、菁桐駅へ移動。

菁桐駅には、女子高生が竹筒に書いたラブレターを駅員に渡したところ恋が成就したという伝説があり、竹筒がたくさん吊るされていた。

菁桐駅は戦前の日本統治時代に建てられた和風の駅舎である。瓦屋根や車寄せの庇が懐かしい。

停車中のDR1000型気動車。アジアっぽい見た目だが、日本車輌製造製である。

気動車の車内。昔の病院のイスのようなロングシート。真ん中に丸いゲートのようなものがあるが、この中に排気管があるらしい。
十分 線路で天燈(ランタン)上げ
平渓線に約20分乗車し、十分駅で下車。

駅から少し歩いて行くと、当たり前のように人が線路の中に立ち入っている場所に出る。両側に商店が立ち並び、何やら巨大な風船のようなものを持って記念撮影をしている人たちがいる。

これは天燈(ランタン)で、中に油を浸した紙が固定されていて、点火すると中の空気が熱せられ、上空へ上がって行く仕組みになっている。本来は「天燈節」に上げるものであるが、ここ十分では毎日天燈上げが体験できる。日本語が書かれた天燈も何個か見られた。
天燈上げの様子を撮っていると、警備員が笛を鳴らして人を退去させはじめた。そして列車が街のど真ん中を走り出した。

昼食のルーロー飯とスープ。素朴な見た目だが美味しかった。
九份
十分駅から再び平渓線に乗車し、瑞芳駅へ移動。

九份方面のバスは、駅前のバス停ではなく、少し離れたところから発車するので大変分かりにくかった。

金瓜石行きのバスに乗車し、九份老街で下車。

九份の狭い道が人で一杯になっていた。小雨が降っていたため、傘でさらに通りにくくなっている。

「阿妹茶樓」という喫茶店。このあたりの景観が、映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われている。

坂道を下から見上げた様子。赤い提灯がとても綺麗だった。

金瓜石の夜景。もとは炭鉱で働く人の集落だった。ここからバスと鉄道を乗り継ぎ、台北に戻った。
夜の台北
寧夏街夜市、天龍三温暖(サウナ)
駅の近くにある寧夏街夜市という屋台が並んでいるところで夕食を食べた。

食事の写真を撮っていないのが非常に残念だが、東山鴨頭という店でアヒルの肉を甘いタレで煮込んだ物や鶏排(ジーパイ)という大きな唐揚げを食べた。日本にはなぜ屋台があまり残っていないんだろうと思った。

ずっと小雨が降っていたため、服が濡れて寒かった。そこで天龍三温暖(サウナ)に行き、お風呂に入って暖まった。服を着ようとしている時にマッサージのお誘いがあったが断った。
夜行バス
台北バスターミナルへ行き、台湾中部の嘉義行きの高速バスに乗車。

阿羅哈客運(アロハバス)という会社のバス。総統座椅という豪華なソファのようなイスで、背もたれが180度倒れ、横になって寝ることができた。(日本では間違いなく道路交通法に引っかかる。)
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